【おすすめ情報】「写真の〈原点〉再考」が京都国立近代美術館で開催されます

【おすすめ情報】「写真の〈原点〉再考」が京都国立近代美術館で開催されます


 写真の〈原点〉再考―ヘンリー・F・トルボット『自然の鉛筆』から

京都市左京区の京都国立近代美術館にて、1月27日(水)から3月21日(月・祝)まで「写真の〈原点〉再考―ヘンリー・F・トルボット『自然の鉛筆』から」が開催されます。

この企画はキュレトリアル・スタディズ(Curatorial Studies)と名付けられたシリーズのひとつで、各研究員が日頃から続けている研究テーマに応じて外部の専門家や美術家たちとも協力し、その成果を発表するというもの。

写真集『自然の鉛筆』といえば、1844年から46年の間に出版された世界最初の写真集で、今展では「この本から導かれるキーワードにもとづき当館の所蔵作品から選んだ作品と、さらに『写真とは何か』という問題を根源的に問い続け創作活動を行う写真家・畠山直哉(1958-)の作品を対置させることで、近代以降の写真にまつわる問題を再検証する」とのことです。

またそれにあわせて、赤々舎から写真集『自然の鉛筆』の完全日本語版が出版されます。かつてない精緻なディテールと豊かな階調をそなえた原寸大の図版とともに、トルボット自身の重要な文章や、『自然の鉛筆』を巡る写真家、美術家、研究者によるエッセイも収録された内容とのこと!

そして3月5日(土)昼には、シンポジウム「写真の複数の〈原点〉―複写・複製・写し」も開催。元フォックス・トルボット・ミュージアム館長のマイケル・グレイ氏、写真家の畠山直哉氏、そして展覧会の共同企画者であり『自然の鉛筆』訳者の青山 勝氏が登壇されます。

写真がデジタル化し広く普及したいまだからこそ、あらためて写真の原点を見つめなおすことで浮かび上がることがたくさんありそうですね。展覧会、写真集ともに楽しみです!