橋本陽子 写真展

「ラビリンス」

 

2016年126日(火)〜1218日(日) 11:00〜19:00 入場無料

※12/12(月)休廊

■ 作家在廊予定

12/10(土)、12/11(日)ともに午後〜19時
12/17(土)、12/18(日)ともに午後〜19時

女性が少女から大人へと向かう10代後半から20代の頃。

それは思春期とは異なる、内面の整理がつかない混沌の季節のように見えます。

私はその混沌の中で変化を遂げる彼女たちの姿に惹かれ、

約8年間ポートレートを撮影してきました。

そこに写った彼女たちの瞳に宿る強さ、その先にある希望や光に気づいた時、

自分もかけがえのない時間を過ごしていたことに気づかされました。

大人になれば、人はその混沌をコントロールする術を少しずつ身につけます。

それと共に、まるで季節が移り変わるように失われる迷宮のような時期。

獲得と喪失を繰り返し、ゆるやかに変化するそのさまは尊く美しい時間のようです。

それは私にとって二度とは戻らない美しい日々への憧れなのかもしれません。

■略歴:

2006年9月 NADAR大阪 女性のための写真教室 受講 その後、グループ展への出展を重ねる

2016年2月 アパレルブランドMAGALI 2016はるなつ受注会にてブランドコンセプトを基にした作品を展示

橋本陽子「ラビリンス」
橋本陽子「ラビリンス」

最終更新日:16年12月6日(火)