フィルムで撮ったらレンズで焼く会 写真展 vol.4


「シャッターチャンス」

 

2017年321日(火)〜42日(日) 11:00〜19:00 入場無料 ※3/27(月)休廊

◆出展者

明地清恵|Akiko Shimizu|ウエヤマサトシ|大久保勝彦|岡本健一|奥本浩司|川上浩示|北井則行|車音景仁|清水義之|田中望|橋本大和|藤|マサ子|万島稜子

フィルムで撮ったらレンズで焼く会 写真展「シャッターチャンス」

©明地清恵

フィルムで撮ったらレンズで焼く会 写真展「シャッターチャンス」

©ウエヤマサトシ

『フィルムで撮ったらレンズで焼く会』写真展とは

『フィルムで撮ったらレンズで焼く会』は、昔ながらのアナログプリントにこだわる写真屋「ワタナベカメラ」に足しげく通っていたお客さんによって結成した、フィルム写真の愛好サークルです。ワタナベカメラは2013年に惜しまれつつも閉店しましたが、その後もメンバー同士で写真を見せあったり、年に一度の展覧会をしたりと、フィルムを楽しみながら活動をしています。

 

今回4回目となるフィルムで撮ったらレンズで焼く会 展覧会のテーマは、「シャッターチャンス」 です。日常のシャッターチャンス、旅先のシャッターチャンス、人物のシャッターチャンス。

 

『レンズで焼く会』メンバー有志15名が、捉えたそれぞれのシャッターチャンスを、モニター越しではなかなか伝えることのできないアナログプリントでどうぞご高覧下さい。

フィルムで撮ったらレンズで焼く会 写真展 vol.4 「シャッターチャンス」

「フィルムで撮ったらレンズで焼く」とは?

アナログ銀塩プリント

 いまでも多くの愛好家がいる、フィルム写真。そんなフィルム写真にも、色々なプリント方法があります。今はフィルムをスキャナーで読み取り、そのデータをレーザーで印画紙に焼き付ける(またはインクジェットでプリントする)という方法が主流になっています。

 

そんなデジタルの機械が出てくる前はどうだったかというと、「フィルムに直接光を当て、レンズを通して印画紙に焼き付ける」というデジタルを介さない方法でプリントがされていました(アナログ銀塩プリントなど呼ばれています)。フィルムといえばよく「暗室でプリント」なんて耳にするかも知れませんが、暗室でのプリントはこのような仕組みで行われています。

 どちらもそれぞれメリットは違うのですが、私たち『レンズ会』は、前述した「フィルムで撮ってレンズで焼く」プリントが好きで活動をしています。好きな理由も「暗室作業が好き」「プリントのトーン(階調)に立体感を感じる」「デジタルを介さないでプリントをしたい」など、メンバーそれぞれ。そんなメンバーそれぞれ違う魅力を感じてることも、フィルムの楽しさなのかもしれません。

 

 こういう話になるとつい「デジタルとアナログ、どちらがいい」という話になりやすいのですが、デジタルVSアナログではなく、デジタル&アナログでそれぞれを代用品のない選択肢として、好きなときに好きな方を長く楽しめるといいなぁということです。

会期中、フィルムカメラの使い方 相談室を開催!

写真展 会期中『フィルムなんでも相談室』を開催します。ご自宅にあるけど使ったことのないフィルムカメラの使い方や、これからフィルムカメラを買いたいけどどれが自分に向いてるかわからない、そんなご相談までなんでもお気軽にどうぞ!

 

また、カメラだけにかぎらず、ご相談に応じて写真屋さん、中古カメラ屋さんのご紹介もします。フィルムに関すること、気になってること、会場でなんでも尋ねてみてください。

フィルムで撮ったらレンズで焼く会

最終更新日:17年3月21日(火)