モノクロ暗室の写真教室・講師 橋本大和のご紹介

モノクロ暗室の写真教室・講師 橋本大和のご紹介

ソラリスが開講する「モノクロ暗室の写真教室」はその名の通り、モノクロ写真を暗室でプリントする教室です。

フィルムの現像から、暗室でのプリントまで、いちから自分の手で創り上げる写真教室です。

そんな写真教室の講師を担当するのが、ソラリス代表の橋本大和です。

今日はそんな橋本に教室のことを聞いてみました!

大阪 写真教室

 

暗室って、なんだかむずかしそうな印象がありますがどうですか?

橋本:うーん、やる前はなんでもそう感じるものです。暗室は、丁寧にやれば初めての方でもいいものができるし、いくらベテランの方でもいい加減にやると、いい加減なものができてしまう場所です。

例えるなら料理に似てると思います。料理を初めてする時でも丁寧にやれば、けっして食べれないものができるわけじゃない。暗室も同じで、やるまでは「私にできるだろうか」とか「失敗したらどうしよう」とか不安はたくさんあると思うんですが、いざやってみるとすぐにできるようになります!

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私、料理も下手なんですが(笑)、大丈夫でしょうか?

橋本:ははは、わたしも料理は得意じゃありません(笑)。得意ではないけれど、やろうと思えば目玉焼きなんかすぐにできるでしょ。暗室でプリントをするのは、フライパンの使い方を覚えるくらいのことだと思ってほしいんです。でも美味しいものを作れるようになろうと思うと、どこまでも追求していくこともできる。それこそ暗室歴50年なんて人もいる世界です。

 

50年!?そんなにですか!

橋本:えぇ、結構いらっしゃいます。つまり入り口は広く、それだけ奥が深いてことです。でも私が考える1番大事なことは暗室歴や上手さではありません。丁寧さです。それは50年やってらっしゃる方も、初めたての方もみんな同じフィールドです。だからまずは慣れること、暗室と仲良くなることです。暗室のなか、一枚の紙に像が浮かんできた時の感動はきっとあなたの不安を吹き飛ばしてくれますよ〜。

 

暗室ではどんなことができるんですか?

橋本:たとえば同じ1枚のフィルムからも、、、

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暗室での作業ひとつで、こんなふうに明るくしたり、濃くしたりと雰囲気の違うプリントが出来上がります。このほかコントラストを変えたり、一部分だけ明るくしたり、濃くしたりとかができます。

 

同じコマでもこんなに雰囲気が変わるんですね。

橋本:そうすると、写真の中で目に飛び込んできやすい部分もそれぞれ変わってきますよね。場合によっては季節や時間帯も違ってみえます。そんないろんな仕上がりの可能性のなかから、 撮った人がなにを見せたいか(どんなプリントを作りたいか)を大事にしながら、自分のイメージにより近いプリントを作り上げるのが暗室の楽しいところでもあり、奥深いところです。

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それでは最後に、写真教室に通おうかなと考えている方に メッセージをどうぞ!

橋本:暗闇から絵が浮かび上がる瞬間、お気に入りの絵が一枚の写真になった時の感動。それは体験した人にしかわかりません。決してむずかしい内容ではありません!ほんの少し踏み込むだけで写真も、写真を見る目も変わりますので、楽しみにお越しください。

 

ありがとうございました!

 



 「モノクロ暗室の写真教室」、 ただいま参加者募集中です。

初心者の方を対象に、 フィルム現像からプリントの基礎を学んで頂きます。そして自分の手で創り上げた一枚を最後にフレームにセットして教室は終了です(フレーム代は受講料に含んでます)。教室修了後は受講生のみんなで展示を経験できるグループ写真展「モノクロ写真教室 修了展」の開催も予定しております(2月、または8月に半年ごとの開催予定)。

ぜひお気軽にご参加ください。

 


最終更新日:17年11月28日(火)