03 3月 【開催レポート】「ピクトリコのデジタルネガを使ったモノクロプリント体験WS」の様子
2月28日(土)、「ソラリスの写真教室+暗室体験 週間」会期中WSとして、株式会社ピクトリコの協賛のもと、「ピクトリコのデジタルネガを使ったモノクロプリント体験」を開催いたしました。
デジタルネガのプリントとは…
簡単に説明すると、デジカメで撮影したデータの写真を、暗室で印画紙にプリントするのです。
どうやって…⁇
デジカメで撮影した写真をモノクロの画像にして、さらに明暗を反転させたネガの状態のデータを作ります。
そのネガのデータを、デジタルネガ用の用紙にインクジェットプリントします。
そうすると、ネガが出来上がります。それを暗室で、印画紙にベタ焼きするように露光します。
そのデジタルネガ用の用紙を販売されているのが、株式会社ピクトリコさん。商品名は「ピクトリコプロ・デジタルネガフィルムTPS100」です。
ワークショップでは、ピクトリコの大西さんをお迎えし、商品のご説明やデジタルネガによるメリット、出力のポイントなどお伺いしました。
モニター上(デジタル)でデータを追い込み、印画紙(アナログ)の黒の締まりと、保存性を得る、アナログとデジタルが交差するこの時代ならではの手法ともいえます。
モニターを見ながら、デジタルネガフィルムの出力方法を学んだ後は、部屋を暗室に変えていよいよプリント体験です!
モノクロフィルムでのプリントと同様に、暗室作業をしていきます。通常の暗室と同じようにフィルターや露光時間で、プリントの仕上がりは変わってきます。
出来上がった写真はこちら!きれいにプリントが仕上がりました。おめでとうございますー!
暗室体験後は、今日の作業を振り返りつつまとめのお話。そして、このデジタルネガを利用したプラチナプリントをご覧頂きました。
ピクトリコさんでは、「プリント工房」という作品プリントサービスをされていますが、このデジタルネガへの出力や、プラチナプリントの制作も引き受けてらっしゃるので、興味のある方はぜひご利用ください!
ご参加くださった皆さま、そしてピクトリコ様、大西様、まことにありがとうございました!
最終更新日:18年1月26日(金)
投稿者:solaris