22 5月 【6/30土】「座学+撮影+合評」で学ぶ、大和田良さんの1日教室『静物撮影から獲得する、新しい視点』
「座学+撮影+合評」で学ぶ、大和田良さんの1日教室
6月30日[土]のテーマ
「静物撮影から獲得する、新しい視点 ーブロスフェルドのクローズアップからアーヴィング・ペンのスティルライフ、写真における静物について考えながらー」
定員に達したため、キャンセル待ちのみの受付中です
大和田さんは、2005年にスイスのエリゼ美術館主催「reGeneration」展で、21世紀初頭を牽引する50人の写真家に選ばれ、国内外で高い評価を受ける写真家です。
撮影を行う際にはテーマ選びや文化背景について、徹底したリサーチを常に欠かさず、また技術的にも「今」だからこそ可能な手法を積極的に取り込みながら新しい表現で作品を制作する大和田さん。そんな大和田さんによる「座学+撮影+合評を通して学べる、1日教室」を開催します。
このWSでは「座学+撮影+合評」を通して視覚表現の新たな可能性について考えてみます。6月のWSでは「静物撮影から獲得する、新しい視点 ーブロスフェルドのクローズアップからアーヴィング・ペンのスティルライフ、写真における静物について考えながらー」と題し、写真史における『静物』を題材にした名作を追いながら、アプローチの方法を探ってみたいと思います。
「静物撮影から獲得する、新しい視点 ーブロスフェルドのクローズアップからアーヴィング・ペンのスティルライフ、写真における静物について考えながらー」
静物は、写真史のなかで見ても最も初期から熱心に捉えられてきたテーマのひとつであると言えるでしょう。世界初のネガ・ポジ法であるカロタイプを1841年に発表したウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットにしてみれば、植物をより緻密に観察したいという夢は、写真の発明に至る大きな動機のひとつであったとも言えます。またスナップや風景、肖像などと同様、静物は写真の技術や表現において非常に重要な主題として多くの写真家に捉えられてきました。
座学では、まずはカール・ブロスフェルドのクローズアップによる植物の美しいフォルムからはじめ、ルイジ・ギッリが捉えたモランディのアトリエや、エドワード・ウェストンのPepper、アービング・ペンの『Still Life』などの静物における名作を眺めながら、アプローチの方法を探ってみましょう。
その後、実際にソラリスの室内、あるいは周辺で実際に静物撮影を共に行ってみたいと思います。構図などと共にライティングについても、方法によってどんな違いが現れるのか試していきましょう。
演習ではソラリスにあるモノも使えますが、講座を通して撮影してみたい静物があればご持参ください。人工物でも、花や植物などの自然物でも構いません。
最後に参加者でその日撮影したものを見ながら合評を行いたいと思います。
このWSでは、座学や撮影を通して視覚表現の新たな可能性について考えていきます。
テーマに悩んでいるかた、写真をただ撮るだけではなく表現の世界に一歩踏み込んでみたいというかたには、きっと面白い試みになると思います。
日程 | 2018年06月30日(土)14:00-17:30(3h30m) |
会場 | 写真ギャラリー Solaris(ソラリス) 大阪府大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F |
講師 | 大和田良 |
受講料 | 大和田ゼミ現役生:3,000円 一般:12,000円 ※税込 |
募集人数 | 8名(定員に達し次第募集を締め切りとなります) |
持ち物 | カメラ(デジタルでもフィルムでも可。ただし、フィルムのかたは合評の時間があるためデジタルも併用することを推奨します) |
定員に達したため、キャンセル待ちのみの受付中です
◉ お問い合わせ先はこちら
06-6251-8108
営業時間 火〜日 11:00〜19:00
*受付時間外、定休日にいただいたお問い合わせにつきましては、翌営業日以降のお返事となります。ご了承ください。
◉ 迷子メールについてのご案内
お申込み・お問合せ頂いたメールには必ずご返信させて頂きます。もしご返信のない場合、ソラリスに「メールが届いていない」または「メールは正常に届いているが当方からの返信メールが届いていない」可能性がございます。当方からのご連絡が確認出来ない場合は、お手数お掛け致しますが迷惑メールフォルダをご確認の上、一度お電話にてご連絡いただけますと幸いです。
最終更新日:18年5月29日(火)
投稿者:solaris