【2/22土 開催】大和田良さんから学ぶ「ステートメントの書き方・考え方ワークショップ」のおしらせ

作品制作する中で、頭を悩ませるのが「ステートメント」です。
そもそもステートメントとは何なのか、何のために書くのかという方も多いことでしょう。

最も重要なのは作品そのものではありますが、ステートメントは、作品の理解を補助してくれる大切な作品の一部といえます。
単に作品の説明をするだけでなく、自分の考えていることの整理や理解だったり、自分の考えをはっきり相手に伝えるために書かれるものでもあります。

このワークショップでは、自分の作品と、現時点での作品のステートメントを持って参加していただきます。
そして写真家の大和田良先生から、「作品とステートメントの関係」「どのように掘り下げていくのか」などステートメントについての考え方を学び、アンケートを通して作品に改めて向き合ってもらいます。
最終的には大和田先生の添削を受け、ステートメントをブラッシュアップし、ビフォーアフターでどのように変化したか確認できる内容です。

ワークショップを受けて終わりではなく、考え方を学ぶことで、ワークショップ終了後も自身でブラッシュアップしていくことができるのがポイントです。
ステートメントへの考え方がはっきりとすることで、自身の作品理解も明確になり、作品制作〜展示方法にも大きな影響が現れることでしょう。

作品制作の際にステートメントに悩んでいる方はもちろん、これから作品発表を行なっていきたい方にもおすすめの内容です。
ぜひお気軽にご参加ください。

大和田さんからのメッセージ

ステートメントを書く作業は、自らの作品を丁寧に見返し、自分なりに分析する作業でもあります。自分は一体何を撮りたかったのか、なぜこの時写真を撮ろうと思ったのか、たくさん撮影した中で、どうしてその写真を選んだのか。ひとつひとつ考えていくことで、今まで意識することがなかった自らの感覚に気づくこともあるでしょう。それによって、撮りたいものや表現したいことが、より明確になることもあります。ステートメントをまとめる作業は、作品を見せる相手に伝えるだけでなく、自分自身を知るためにも有効な手段にもなると思います。この機会に是非、自らの写真に向き合ってみてください。