2015年3月17日(火)〜3月29日(日)
*3月23日(月)休廊
11:00〜19:00 入場無料
【出展者】
奥本浩司、車音景仁、谷口和義、橋本陽子、堀田展行、山本知孝、脇田耕二
銀塩モノクロ専門ラボ「スタジオ5」が 直接やり取りを交わしながら手焼きプリントし、 「ソラリス」が額装して展示する写真展!
写真は「何が写っているか」が大切なのは言うまでもありません。ですが、『画像としての写真』だけでなく、プリントという『モノとしての写真』に接する豊かさも写真を形作る大切な要素であると考え、今展を企画いたしました。
デジタル写真が主流の今日、暗室のなか手焼きで作られる銀塩プリントは減りつつあります。また、そのようなプリントを作ってくれるプロラボやプリント技師も全国的に減りつつあります。ですが今もなお、そのようにして生まれるモノクロ銀塩プリントが持つ深いトーンに魅せられる写真愛好家は跡を絶ちません。
今展では、モノクロ専門のプロラボとして、約40年手焼きされてきた「STUDIO 5」(大阪 西本町)のプリント技師・勢井正一さんにご協力いただき、出展者と二人三脚でプリントを焼いて頂きました。また、そうして出来上がったプリントをソラリスが額装して仕上げます。
プロのプリント技師との共同作業で仕上げた作品からは、プリントの『仕上がり』 も写真を形作る大切な要素であることを実感いただけるはずです。ぜひプリントという『モノ』に接する豊かさを体験してみてください。
© STUDIO5
・プリント技師/勢井正一
モノクロ銀塩ラボ・STUDIO 5 代表。モノクロを専門に、その道一筋約40年プリントを焼き続ける勢井さんは、フィルムとおしゃべりするように、ひとつひとつ手作業で白と黒の世界に光を あて、美しいプリントを仕上げます。近年は、写真家・伊東俊介による出張写真館「いとう写真館」のすべてのプリントを担当。フィルムから印画紙への焼付け まで、すべての工程を手作業で行う数少ない技術にお客さんからの信頼も厚い。
▶ モノクロ銀塩ラボ・STUDIO5について詳しくはこちら最終更新日:18年2月1日(木)
投稿者:solaris