髙村啓子 写真展
「Urban buoyancy」
髙村啓子 写真展
「Urban buoyancy」
2023年7月25日(火)〜 7月30日(日) 11:00〜19:00
遠くへ行くのが憚られた時期に東京の街を歩き回った。
ビルの隙間や建物の上の空は狭く、それでも日中は光が射し込み、至る所に影が出来る。
影踏みをするように影を追いかけてみた。
その影の中に浮上するのは様々な街の風景。
scrap & build、時間の流れ、建物の気配、その中を動き回る人々、
街を走り抜ける車、街路樹、壁をつたう植物‥。
現実世界とは違う二次元の世界は、望遠鏡を覗いた時に広がるような平面の世界だ。
都市には浮力が働いて、影の中に様々な時間や風景を浮かび上がらせる。
大自然の摂理は都市の至る所に姿を現す。
都市はどのようにそれらを受け止めているのか。
影の中に佇みながら。
2023年3月27日より4月2日までPlaceM(東京、新宿御苑前)にて展示した「Urban buoyancy」をGallery Solaris(大阪)にて展示します。
暗室で手焼きしたモノクロの銀塩プリント13点の展示です。
イベント
【7/29(土)15:00〜16:00】
【7/30(日)15:00〜16:00】
「対話による鑑賞+色と形と言葉のゲーム」ワークショップ
ファシリテーター:髙村啓子
同じ作品を見ていても感じることは人それぞれ。対話とともにそんな違いを楽しみながら作品鑑賞してみませんか。
東京都写真美術館(TOP)では「対話による鑑賞」のワークショップがあり、作品鑑賞を行う前のウォーミングアップとして、「色と形と言葉のゲーム」というゲームをします。髙村啓子 氏は、そのファシリテーターの研修を修了しており、普段TOPにてワークショップのボランティアをされています。
そこでこの度、今展覧会の作家である髙村啓子 氏をファシリテーターとして、「対話による鑑賞+色と形と言葉のゲーム」ワークショップを開催いたします。
自由な見方や感じ方を大切にしながら、一緒に作品鑑賞することで新たな発見があることでしょう。ぜひお気軽にご参加ください。
日時:
① 7/29(土)15:00〜16:00 定員になりました
② 7/30(日)15:00〜16:00
※各回ともに同内容
会場:ギャラリーソラリス
定員:各回6名
要予約・参加費無料
略歴
髙村啓子 Keiko TAKAMURA
日本、東京生まれ。 様々なワークショップに参加、写真を学ぶ。 夜の写真学校 / 瀬戸正人 第36期生。
■ 主な展示
2023 「Urban buoyancy」Place M(東京・新宿御苑前 / 個展)
2022 「Two Plants」K2+ギャラリー(東京・京橋 / 二人展)
2022 「アートの競演 2022 秋思」Art Gallery M84(東京・銀座/ グループ)
2022 「4 人展」 Place M(東京・新宿御苑前/四人展)
2021 アート・サクレ セント・ニコラス教会 (フランス コンピエーニュ市)
2021 Photographic Art Asia ギャラリー5610 (東京・表参道 / グループ)
2021 「ETHER 2021」space2*3(東京・日本橋 / 個展)
2020 「浮遊する湿度」Place M(東京・新宿御苑前 / 個展)
2019 アート・サクレ サン・ピエール教会 (フランス サンリス市)
2018 東京オルタナ写真部 ピクトリコギャラリー (東京・表参道 / グループ)
他 グループ展多数参加。