「TYO HighWay」非同時性 seriesより
「TYO HighWay」非同時性 seriesより
イ・スーチョル Lee Su Choul 写真展
「記憶の道程」
2025年4月15日(火)〜 4月20日(日) 11:00〜19:00
2025/4/15(火)18:00〜
どなた様もお気軽にご参加ください
韓国を中心に作品発表を行ってきた写真家、イ スーチョル氏の展覧会を開催いたします。
イ スーチョル氏は大阪芸術大学 写真学科を卒業後、これまで大邱芸術大学 写真学科、国⺠大学 造形大学、祥明大学 写真映像学科にて講師を務め、現在は国立忠南大学 デザイン創意学科にて講師を務めるとともに、様々な作品シリーズを精力的に発表してきました。
この展覧会「記憶の道程」では、2008 年に制作した「記憶の光」シリーズから近作まで約15年にわたる記憶と夢をテーマに追求した作品の中からセレクトした15点を展覧いたします。ぜひこの機会にご高覧ください。
■「記憶の光」シリーズ
大都市で成⻑する幼い娘に星を見せたいという気持ちから誕生した作品。ソウルの空の下では決して見ることのできない夢のような星空を表現した。
■「画夢中景」シリーズ
因縁のしがらみを捨てて、見えない遠い世界へ永遠に消え去る「夢」を捕らえ、それらを一つの場面に圧縮させて作品化した。私たちの記憶からは完全に再生できない「夢」を探索し、投射しようと努力してきた。フランスの哲学者バシュラールがそうだったように。
■「非同期性」シリーズ
痕跡と光に関する出来事、この作業は過去の歴史的事実に鑑み、時間の流れによって変化する人間の意識と発生しうる記憶の誤りなどをデジタル写真の特性と限界に基づいて表現したものであり、また私たちの記憶が近代文化遺産地と、自分が過ごした日本の想い出の場所とを比較した時、どのように変化し修正されていくのか、これはその観察と記録でもある。人間の記憶が完全ではないように、歳月の流れによって薄くなる記憶を視覚化させるよう、約2年の年月を季節別に撮影して一枚の写真に仕上げた。
「Cinderella-1」画夢中景 seriesより
大阪芸術大学(OSAKA UNIVERSITY OF ARTS)写真学科 卒業
祥明大学芸術・デザイン大学院(写真学科 – 純粋/イメージサイエンス専攻)卒業
・Solo Exhibition
2022 / 23 年 「 記憶の旅 」ザ・ビーム・ギャラリー大田 / ヨミギャラリーソサン
2021 年 「 痕跡と光 」 トマギャラリー大邱
2020 年 「 Daydream 」 ギャラリーヘウィム広州
2018 年 「 非同時性」 SPACE22 (ソウル)、ブレソンギャラリー(ソウル)他 など
・Group Exhibition
2024 年 「 D * COMPOSITION 」 SPACE22
2018 年 「 非同時性 済州」 ビオトップギャラリー済州[済州文化財団基金]
2017 年 「仁川女子 Just as you are」 仁川アートプラットフォーム 七通マダン [仁川文化財団基金]
2016 年 「仁川女子」 サンクァン美術館 [仁川文化財団基金]
など
・Team Project activities
2018年 非同時性 – 済州 – ビオトップギャラリー済州 [済州文化財団基金]
2017年 仁川女子 Just as you are – 仁川アートプラットフォーム 七通マダン [仁川文化財団基金]
2016年 2016 仁川女子 – サンクァン美術館 [仁川文化財団基金]
・キャリア
2000年〜2008年 studio202 代表
2007年〜2012年 大邱芸術大学 写真学科 講師
2008年〜2009年 国民大学 造形大学 講師
2013年〜2017年 祥明大学 写真映像学科 講師
2010年〜現在 国立忠南大学 デザイン創意学科 講師