マキエマキ 還暦・10周年記念展 「生きていくマキエ」

マキエマキ 還暦・10周年記念展

「生きていくマキエ」

2026年317日(火)〜322日(日)

12:00〜19:00(最終日のみ、18:00まで)

2026年から営業時間が変わりましたのでご注意ください

入場料 500円(限定グッズプレゼント付)

作者、全日終日在廊されます。

※会場の都合により祝花・酒類・菓子などはご遠慮いただいております。差し入れに代えて、作品・写真集のご購入をお勧めしています。ご購入を通じてアーティストへの励ましやご支援くださいますようご理解お願いいたします。

2016年にマキエマキとして作家活動を開始してから本年で10年目を迎えると同時に60歳を迎えます。

昭和41年生まれの私は、男たちが決める「女の価値」というものに怯え、苦しみ、怒りを心のうちに秘めながら生きてきました。
25歳で売れ残りと言われ、30歳を過ぎればオバサンと言われ、閉経を向かえれば「女じゃなくなった」と言われ、自己肯定感を削がれ続けてきたのです。
でも、いくつになろうとも私が女であることには変わりがなく、人としての価値も年齢で変わるものではありません。
「女の価値」とはいったい誰が決めるのか。日本社会のマジョリティである男性の性の客体として存在することが女の価値であるとするならば、それはあまりにも歪んだ価値観です。

私の価値は私が決める。私のエロは私が決める。

目に毒注意なアラ還女が紡ぐ「私のエロ」を叩きつける、それが私のホモソーシャルへの挑戦状です。

巡回展

同展は東京・大阪・福岡に、巡回いたします。

<東京>

2026年2月25日〜3月2日

アメリカ橋ギャラリー(東京・恵比寿)

<福岡>

2026年4月17日〜19日

冷泉荘ギャラリー(福岡・博多)

マキエマキ プロフィール

1966年大阪生まれ。1993年より商業カメラマンとして雑誌、広告などを主体に営業。
2016年よりマキエマキ名で作家に転向する。

マキエマキの作品は、自身の女性性を前面に押し出しながら、男性のエロティックなファンタジーをユーモラスに再現するスタイルが特徴。シンディー・シャーマンやマリーナ・アブラモヴィッチに影響を受け、自身の身体を使って社会や性に対するメッセージを発信している。旧赤線エリア、鄙びた温泉、寂れた漁港といった昭和の庶民の生活臭が漂うロケーションも見どころ。

著書

「マキエマキ」集英社インターナショナル
「くらべるエロ」 玄光社
「似非」 産学社
「マキエイズム」みらいパブリッシング

作品提供

岩本薫・著「つげ義春が夢見たひなびた温泉の甘美な世界」みらいパブリッシング

テレビ出演歴

2020年09月 フジテレビ「アウトデラックス」自撮りで仕事をなくした女
2021年11月 NHK「不可避研究中」ルッキズム あなたの中にあるかもしれない
2023年12月 NHK「ドキュメント20min.」熟写・マキエマキ


最終更新日:25年12月18日(木)
投稿者:solaris