18 7月 【おすすめ情報】映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」が公開されます
ユージン・スミス賞をはじめ、多くの賞を受賞する世界的な報道写真家であり、マグナム・フォトに所属していたこともある写真家セバスチャン・サルガド。大自然の保全や復元に尽力する環境活動家としても知られています(経済学の博士号も持っているそう!)。
そんなサルガドの写真の持つ力に深く心を揺さぶられたのは、映画監督であり写真家でもあるヴィム・ヴェンダース監督。モノクロを基調とした荘厳なまでに美しい作品の数々を彼は、いかにして撮りつづけてきたのか?
『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』などの劇映画のみならず、数々の傑作ドキュメンタリーを世に送り出してきたヴェンダース監督が、サルガドの長男であるジュリアーノ・リベイロ・サルガドの協力を得て、家族を愛する一人の男の波乱に満ちた足跡を解き明かしていくドキュメンタリー映画が来月から公開されます。
本作は、サルガドが2004年から始めた、地球上の最も美しい場所を求め、ガラパゴス、アラスカ、サハラ砂漠など12か国余りで撮影されたプロジェクト「Genesis」に同行したドキュメンタリー。今から公開が待ち遠しいですね!
ちなみに邦題は「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」ですが、原題は「the salt of the earth」。これは旧約聖書のマタイ伝のなかで、イエスが「汝らは地の塩なり」と語ったことに由来しており「正直で信頼できる人」のことをあらわす表現だそうです。
関西では8/8(土)からシネマート心斎橋、シネ・リーブル梅田にて、8/15(土)からシネ・リーブル神戸、8/22(土)から京都シネマにて公開予定です。
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▲内容はもちろん、500ページ越えのボリューム、サイズも圧巻!
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▲セバスチャン・サルガドが自らの人生を語った自伝「わたしの土地から大地へ」(河出書房新社)も7/15に発売されました。ファンの方はあわせてどうぞ!
最終更新日:18年7月7日(土)
投稿者:solaris