17 8月 【開催レポート】セイリー育緒さんのフィルム写真ワークショップの様子
先日ソラリスにて、セイリー育緒さんをお迎えし、「フィルム写真を見せ合う会」+「フィルム二眼レフカメラをつくろう」という2つのフィルム写真ワークショップを開催しました。
京都でフィルムカメラの修理ラボを営むセイリーさんは、『フィルムカメラを捨てないで欲しい。1台でも多く残したい。そしてまた他の誰かが使えるように修理して世の中に戻したい』という思いのもと、Film Camera Revivalというチームを結成し、デジタル世代に向け、フィルムカメラを取り入れたユニークライフの提案をされています。また自身も写真家として、2007年に土門拳文化賞を受賞され、現在も作品の制作を続けています。ソラリスでは、10月からセイリーさんのフィルム写真ゼミも開催します!
「フィルム二眼レフカメラを作ろう」は、フィルムカメラのリコーフレックスを自分で組み立て、自分だけのMyカメラに仕上げるワークショップ。組み立てたあとは裸のボディに、好きな革を貼ってお好みのカラーに仕上げました!
今日はその様子をちょっとだけご紹介します!
まずはみんなの手元に今回組み立てるリコーフレックスがバラした状態で並べられます。普段見ることのないカメラの姿にわたしも興味津々です。
ひとつひとつの部品がなんの役割を果たしているのかを説明しながら、カメラの仕組みを説明してくれるセイリーさん。そういうことなんだ!とひざポンの参加者も。
説明も終わり、いよいよみんなドライバーを手に組み立て作業開始。
小さなパーツをなくさないように、じっくりコツコツ組み上げます。みんな集中しつつも、セイリーさんのおもしろ話で和やかな雰囲気のなか作業は進みます。
レンズとボディを合体させると、なんだかカメラっぽくなってきました!最後まで気を抜かず、組み立てたあとは裸のボディに、好きな革を貼ってお好みのカラーに仕上げます。たくさんあるカラーを前に、あれこれ合わせて悩む皆さん。楽しい悩みの時間です!
ツートーンでビビッドに仕上げる方、ブルーを基調に仕上げる方などそれぞれに仕上げていきます。自分好みに革を貼ると、愛着もひとしお湧きますね。もちろんフィルムの入れ方もしっかりレクチャー。
最後にできあがったそれぞれの一台と一緒にみんなで記念写真を撮って、イベントは終了!あっというまの楽しい3時間でした。ぜひ皆さん、たくさん写真撮ってくださいね!ご参加いただいた皆さま、そしてセイリー育緒さん。まことにありがとうございました!
セイリー育緒のフィルム写真ゼミのおしらせ
ちなみにソラリスでは、10月からセイリー育緒さんによる、フィルム写真の合評ゼミを半年・全6回で開催します!フィルム写真であれば、モノクロ・カラー、年齢・男女・経験は問いません。また、修了生は「ソラリス」で作品展示[2017年4月予定]を行います(修了展参加費はゼミ受講料に含まれています)。
今からフィルム写真を始める方もぜひ!熱意ある参加者を待っています!
最終更新日:17年8月17日(木)
投稿者:solaris