01 7月 【開催レポート】御苗場・企画の撮影会「PHOTO SESSION KANSAI 2015」の様子
6月、ソラリスもご協力させていただいた御苗場 企画の撮影会「PHOTO SESSION KANSAI 2015」が開催されました。その様子をちょっとだけご紹介します!
会場となったのは、日本写真映像専門学校(SHASEN)。写真家の浅田政志さん、梅佳代さんを輩出された学校です。廊下にある写真展情報コーナーにはソラリスのDMも置いていただいております!ありがとうございます〜。
この撮影会では、ソラリス、大阪国際メディア図書館(旧 宝塚メディア図書館)、timegraph、72galleryWEST、日本写真映像専門学校、大阪成城高校、PHaT PHOTO、一般参加枠といったそれぞれのグループから参加者を募り、当日会場にて参加者をミックスしたチームを作ります。
そして、それぞれが決められたテーマのもと、撮影+組写真を作っていき、最後にプレゼンテーション+講師による講評を行うというもの。
まずは講師の山口晴久さん(大阪成城高校、日本写真映像専門学校講師)が、「組写真とは」という話をご自身の生徒さんの作品などを交えながらレクチャー。写真甲子園に生徒さんが出場した時の話など引き込まれる話が盛り沢山で思わず今日の参加費、これで充分もと取ったなぁと思ったのですが、撮影はこれからです!
撮影会のテーマは「発見」。写真を撮ることは色々な発見と出会うことでもありますが、撮影時間は3時間。皆さんどんな発見を見つけてくるのでしょうか。
1チーム4人、それも初対面同士というメンバー。最初の1時間は各自自由に撮影してきて、お昼ごはんを食べながら最終的にどんな組写真にまとめ上げるか、それぞれの写真を見せ合いミーティングをしていました。
撮るだけではなく、短時間のなかチームで方向性を見出していく作業。これは普段、1人で写真をするのでは味わえないこの企画ならではの面白さですね。
撮影が終わったらチームごとにパソコンを使って、写真のセレクト。各チーム8枚の組写真に仕上げ、それをプロジェクターを使いみんなの前で順番に発表します。起承転結仕立てに写真を見せるチームや、ネコ目線という設定でまとめるチームなどみんなそれぞれのアイデアやプレゼンが光ります。
その組写真を講評する山口さんと杉谷さん。橋本も講評させていただきましたが、参加者の心に火をつけるお2人のアドバイスは聞いていてわたしも勉強になりました。
今回の企画では「組写真としてのまとまり」を作ろうという内容でしたので、自分1人の「ものの見方」を並べたり、気に入った写真をただそれぞれ並べるというのではなく、『全体を優先してストイックにセレクトする』ということへの挑戦があったかと思います。今回の経験が、自分の写真を客観視しながらセレクトすることにつながるといいなと思います。ぜひ、よりいっそう自分の写真を面白がって沢山撮ってくださいね!
高校生から社会人まで、年齢や職業などの垣根を超えて交流した撮影会。ご参加された皆さま、企画されたスタッフの皆さま、日本写真映像専門学校の講師の皆さま、ありがとうございました!
最終更新日:15年7月1日(水)
投稿者:solaris