山田芳正 写真展
「煙突X」
「私はここに在る」と変わることのない確かさを突き付けて立ち続ける煙突の姿に魅了され、20年以上、一貫して街中の「煙突」を撮り続ける山田芳正。今回で10回目を迎える「煙突」展です。
今年の前半は素浪人のSlowlifeで生まれて初めて引きこもり状態となり憂鬱な日々を過ごして、撮影などおぼつかない状況でした。最近になって漸く改善されて撮影を再開できるようになり、今年も個展を開くことができるようになりました。
今までもそしてこれからも、煙突は社会の至る所で“私はここにある”と存在感を突き付けて立ち続けています。場所や形は異なっていても“各自は在るがままでいいのだよ、他と違っていてもいいのだよ”とそれぞれ立ち続けている場所から語りかけています。
様々なマイノリティの人々が、マイノリティであるとの理由からバッシングを受けている中で、煙突は“在るがままでいいのだよ、他と違っていてもいいのだよ”と語りかけています。
山田芳正
山田芳正 略歴
1961年 生まれ
1999年 個展「煙突Ⅰ」（Third Gallery Aya・大阪）
2005年 個展「Presence」（Early Gallery・大阪）
2005年 グループ展「クリスマス小品展」出展（Early Gallery・大阪）
2006年 グループ展「クリスマス小品展」出展（Early Gallery・大阪）
2009年 個展「煙突Ⅱ」（Port Gallery T・大阪）
2010年 グループ展「Door to Door 展」出展（Port Gallery T・大阪）
2017年 個展「煙突Ⅲ」（Gallery Solaris・大阪）
2018年 個展「煙突Ⅳ」（Gallery Solaris・大阪）
2019年 個展「煙突Ⅴ-20th Anniversary-」（Gallery Solaris・大阪）
2020年 個展「煙突Ⅵ」（Gallery Solaris・大阪）
2021年 個展「煙突ⅥI」（Gallery Solaris・大阪）
2022年 個展「煙突ⅥII」（Gallery Solaris・大阪）
2023年 個展「煙突Ⅸ」（Gallery Solaris・大阪）
最終更新日：24年9月22日（日）
投稿者：solaris