【写真教室】1日体験型で学べる、大和田良ワークショップ(2019)開催のおしらせ

【写真教室】1日体験型で学べる、大和田良ワークショップ(2019)開催のおしらせ

大和田良・関西ゼミ

写真家・大和田良さんによる「座学+撮影+合評」を通して、
視覚表現の新たな可能性について学べる、1日教室を開催します。

大和田さんは、2005年にスイスのエリゼ美術館主催「reGeneration」展で、21世紀初頭を牽引する50人の写真家に選ばれ、国内外で高い評価を受ける写真家です。

撮影を行う際にはテーマ選びや文化背景について、徹底したリサーチを常に欠かさず、また技術的にも「今」だからこそ可能な手法を積極的に取り込みながら新しい表現で作品を制作する大和田さん。

このワークショップでは、今年2月に刊行された大和田さんの書籍『写真を紡ぐキーワード123』を元に、写真表現で重要となる写真史やキーワードを紐解きながら、「座学+撮影+合評」を通して視覚表現の新たな可能性について学んでいきます。

写真を撮っているけどなんとなく撮っているというかた、今いる場所から一歩先へ踏み込んでみませんか。テーマに悩んでいるかた、表現の世界に一歩踏み込んでみたいかた、大和田良さんの授業を関西で受講したいかた。年齢・経験などは問いません。あたらしい季節、大和田良ワークショップに飛び込んでみてください!熱意ある参加者を待っています!

【6/15 土】大和田良WS「収集する、都市写真」

終了しました

 

-アジェ、ブラッサイから現代の写真家までを参考にしながら-

大和田良

都市の風景を記録することは、写真表現の歴史そのものと常に結びつきながら多くの写真家によって撮影されてきました。座学ではアジェやブラッサイによるパリ、スティーグリッツやスタイケンによるニューヨークをはじめ、都市風景を題材に現代までの流れを総括してみたいと思います。その後、様々な写真家の視線をトレースしながら、実際に撮影に出かけてみましょう。普段の自分の視点とは違った世界の見方ができるはずです。
WSでは、はじめに座学で様々な時代の写真と考え方についてまとめ、その後周辺での撮影を行います。
撮影では、それぞれ座学で見た作品の中から気になったものを意識して被写体やフレーミングを決定してみましょう。
最後に参加者でその日撮影したものを見ながら合評を行いたいと思います。
このWSでは、座学や撮影を通して視覚表現の新たな可能性について考えていきます。
テーマに悩んでいるかた、写真をただ撮るだけではなく表現の世界に一歩踏み込んでみたいというかたには、きっと面白い試みになると思います。

大和田 良
日程2019年 6月15日(土)14:00-17:30
会場ギャラリー・ソラリス(MAP
講師大和田良
受講料大和田ゼミ現役生:3,000円 [税込]
一般:12,000円 [税込]
募集人数8名 ※定員に達し次第募集を締め切りとなります。
持ち物■カメラ
デジタルでもフィルムでも可。ただし、フィルムのかたは合評の時間があるためデジタルも併用することを推奨します
■教科書、サブテキストとして下記の本を使いますので、各自でご用意をお願いいたします。
「写真を紡ぐキーワード123 ― 写真史から学ぶ撮影表現」(インプレス刊)
著者:大和田 良|2019年2月8日発売|¥2,500-[税込]
キャンセル・返金お客様都合でのキャンセルの場合、WS参加費の返金は、開催日から数えて14日前の正午までに、キャンセルのお申し出があった場合のみとさせていただきます。開催日から数えて14日前の正午を過ぎますと、WS参加者の再募集をすることが時間的に困難になりますのでキャンセル料が100%発生いたします。大変申し訳ございませんが、あらかじめご了承下さい。

【7/27 土】大和田良WS「静物撮影から獲得する、新しい視点」

定員のため、キャンセル待ちでの受付となります

 

-ブロスフェルドのクローズアップからアーヴィング・ペンのスティルライフ、写真における静物について-

大和田良

静物は、写真史のなかで見ても最も初期から熱心に捉えられてきたテーマのひとつであると言えるでしょう。世界初のネガ・ポジ法であるカロタイプを1841年に発表したウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットにしてみれば、植物をより緻密に観察したいという夢は、写真の発明に至る大きな動機のひとつであったとも言えます。またスナップや風景、肖像などと同様、静物は写真の技術や表現において非常に重要な主題として多くの写真家に捉えられてきました。
座学では、まずはカール・ブロスフェルドのクローズアップによる植物の美しいフォルムからはじめ、ルイジ・ギッリが捉えたモランディのアトリエや、エドワード・ウェストンのPepper、アービング・ペンの『Still Life』などの静物における名作を眺めながら、アプローチの方法を探ってみましょう。
その後、実際に室内、及び周辺で実際に静物撮影を共に行ってみたいと思います。構図などと共にライティングについても、方法によってどんな違いが現れるのか試していきましょう。
演習ではスタジオ内にあるモノも使えますが、講座を通して撮影してみたい静物があればご持参ください。人工物でも、花や植物などの自然物でも構いません。
最後に参加者でその日撮影したものを見ながら合評を行いたいと思います。
このWSでは、座学や撮影を通して視覚表現の新たな可能性について考えていきます。
テーマに悩んでいるかた、写真をただ撮るだけではなく表現の世界に一歩踏み込んでみたいというかたには、きっと面白い試みになると思います。

大和田 良
日程2019年 7月27日(土)14:00-17:30
会場ギャラリー・ソラリス(MAP
講師大和田良
受講料大和田ゼミ現役生:3,000円 [税込]
一般:12,000円 [税込]
定員8名 ※定員に達し次第募集を締め切りとなります。
持ち物■カメラ
デジタルでもフィルムでも可。ただし、フィルムのかたは合評の時間があるためデジタルも併用することを推奨します
■撮影してみたい静物があればご持参ください。
■教科書、サブテキストとして下記の本を使いますので、各自でご用意をお願いいたします。
「写真を紡ぐキーワード123 ― 写真史から学ぶ撮影表現」(インプレス刊)
著者:大和田 良|2019年2月8日発売|¥2,500-[税込]
キャンセル・返金お客様都合でのキャンセルの場合、WS参加費の返金は、開催日から数えて14日前の正午までに、キャンセルのお申し出があった場合のみとさせていただきます。開催日から数えて14日前の正午を過ぎますと、WS参加者の再募集をすることが時間的に困難になりますのでキャンセル料が100%発生いたします。大変申し訳ございませんが、あらかじめご了承下さい。

【9/21 土】大和田良WS「光と影による造形」

-フォトグラムによる制作演習-

大和田良

フォトグラムとは、カメラを使わずに暗室内で光と影による映像を定着させる技法です。第一次大戦後、欧州を中心にニュー・ヴィジョンや新興写真と呼ばれる新たな視覚を求める運動が各地で展開されましたが、そこで積極的に用いられた映像実験のひとつにフォトグラムがありました。例えばラースロー・モホリ=ナジやシュルレアリストのマン・レイなどがその代表的な作家として挙げられます。日本では、瑛九の残した作品などが特に有名です。普段の制作とは少し違う趣きの写真表現になりますが、暗室内で作業していくことで様々な閃きを感じることもあるでしょう。

まずは基本的な制作のプロセスを体験し、ある程度フォトグラムについて知った後に、ソラリス周辺でフォトグラムに使えそうな材料を探しに出てみたいと思います。自分の持つ好奇心と実験精神を働かせながら、新たな視覚表現を探求することは、貴重な経験として今後にも生かせるのではないかと思います。

涼しく暗い暗室と、真夏の外の明るい光の中を行き来しながら、練るように思考して光と影を定着させてみましょう。

大和田 良
日程2019年 9月21日(土)14:00-17:30
会場ギャラリー・ソラリス(MAP
講師大和田良
受講料大和田ゼミ現役生:3,000円 [税込]
一般:12,000円 [税込]
※別途 印画紙代 六つ切 100円/枚

参加費と別に印画紙代が必要です。印画紙はソラリスで購入可能です。
定員8名 ※定員に達し次第募集を締め切りとなります。
持ち物■エプロン、あるいは白衣等、汚れても構わない実験に適した衣服
■フォトグラムに用いてみたい材料
■教科書、サブテキストとして下記の本を使いますので、各自でご用意をお願いいたします。
「写真を紡ぐキーワード123 ― 写真史から学ぶ撮影表現」(インプレス刊)
著者:大和田 良|2019年2月8日発売|¥2,500-[税込]
キャンセル・返金お客様都合でのキャンセルの場合、WS参加費の返金は、開催日から数えて14日前の正午までに、キャンセルのお申し出があった場合のみとさせていただきます。開催日から数えて14日前の正午を過ぎますと、WS参加者の再募集をすることが時間的に困難になりますのでキャンセル料が100%発生いたします。大変申し訳ございませんが、あらかじめご了承下さい。

講師:大和田良

1978年 仙台市生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院芸術学研究科メディアアート専攻写真メディア領域修了。2005年スイスエリゼ美術館による「ReGeneration.50 Photographers of Tomorrow」に選出され以降国内外で作品を多数発表。2010年より東京工芸大学芸術学部写真学科非常勤講師。2011年日本写真協会新人賞を受賞。著書に『prism』、『ノーツ オン フォトグラフィー』、『FORM』、『伝わる、写真。』等。

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最終更新日:19年6月16日(日)