ギャラリーソラリス企画展
熊谷聖司 写真展「EACH LITTLE THING」
2015年10月27日(火)〜11月8日(日) 11:00〜19:00 ※11月2日(月)休廊 入場無料
▶会期中イベント
※ともにお申し込み受付中です。詳細・お申込みは、下をご覧ください。
【 10/31 土】熊谷聖司によるトークイベント※定員になりました
【 11/3 祝・火】熊谷聖司による「カラー暗室ワークショップ」 [経験者 対象]※定員になりました
※写真は、POETIC SCAPE(東京)で2015年7月に開催された「BIBLEをみる会」の様子
▶熊谷聖司展、大阪にて3ヶ所同時開催!
あわせてぜひ、どうぞ!
ⓒSeiji Kumagai
それぞれの小さな事柄
取るに足らないような写真の数々
四角い枠に切り取られ
画面に定着されていると思われがちな場所や時間
互いに関係性の無い写真を並べ
繋げていくと
新しい時間が流れ出す
この時間は「時代」や「歴史」を示すのではなく
時そのものが持つ別の時間
小さな事柄を集めていくと
そんな時間が流れ出す
─────熊谷聖司
ギャラリーソラリス企画展として、写真家・熊谷聖司の写真展を開催いたします。 熊谷聖司(1966-、北海道生まれ)は、1994年、逗子の森戸海岸に集う若者達をとらえた作品『もりとでじゃねいろ』で、第10回写真新世紀公募優秀賞、第3回写真新世紀展にて年間グランプリを受賞しました。現在は得意とする人物撮影を中心に雑誌等で活躍する傍ら、個展、グループ展等にて創作活動を積極的に展開しています。
今展では熊谷が3.11をきっかけに「写真を撮ること/発表すること」の意味を改めて考え続け、かたちにしてきた『EACH LITTLE THING』のシリーズから、新作を含む約27点(10×12 inchサイズ)を展示予定です。『EACH LITTLE THING』は、各22~23枚の写真がおさめられた10冊の写真集として刊行される予定で、現在はそのうち6冊目までが刊行済みとなります。
会期中には、トークイベントやワークショップも開催いたします。精力的に写真集を発表し続ける熊谷の、写真集制作に対する考えや思いが直に感じられる貴重な機会となります。皆さまのご来廊お待ちしております。
ⓒSeiji Kumagai
【10/31土】熊谷聖司による「トークイベント」
※定員に達したため、キャンセル待ちのみ受付中です
2015年10月31日(土)19時〜21時 終了予定
参加費:1,000円(ワンドリンク付)
定 員:15名
自分は作品を作る時、それはプリントや本等、その都度様々な形で提示しています。それらはどのようなアイデアで生み出されるのか、作品を作り世の中に出す意味、タイミング、何を受け取って欲しいのか等を判りやすく楽しくお話したいと思います。また作品を作るにあたり、カラープリント制作のプロセス、印刷物にするためのノウハウ、本の編集についてなどを時間の許す限りお話したいと思います。
ⓒSeiji Kumagai
熊谷聖司による「カラー暗室ワークショップ」 [経験者 対象]
追加開催
2015年10月31日(土)・12時〜の部(15時 終了予定)
2015年11月3日(祝・火)・12時〜の部(15時 終了予定) ・16時〜の部(19時 終了予定)
※11/3の回は、ともに定員となりました。キャンセル待ちのみ受付中です。
参加費:10,000円
定 員:各回2名
持 物:現像済のカラーネガフィルム(35mm〜6×7まで)
今回の展示に合わせ、カラープリントのワークショップを行います。
参加者はカラープリント経験者で、かつ自身のプリント作業(主に色と濃度を)どのように決めたら、より自分が表したいプリントになるのかを知りたい方。
プリント作業を通し、こちらが持ち合わせているノウハウを最大限に使い、参加者それぞれが納得できるワークショップを目指したいと考えています。
暗室ワークショップではプリントをするにあたり、あらかじめイメージした色味とプリント作業を通して浮かんでくる数々のアイデアをいかにその場でプリントに反映させるかのを手と頭を駆使してやっていただきます。ネガが持つ情報をできるだけ出してあげたい。ネガとの対話。モノクロネガでの参加もOK。
◆写真集『BIBLE』とは
「2000年だから2000頁の写真集をつくろう(軽い気持ちで)」と、熊谷聖司氏とマッチアンドカンパニー町口覚氏が、今から15年ほど前に作った写真集。
2000ページ、開時サイズ縦300mm x 横1,320mm、重量約12kg、定価(当時)500,000円、限定3部という、誰も見た事がないような写真集になりました。
そのあまりに規格外なスペック、そして世界にわずか3部しか存在しない希少性のためか、2001年の完成以降なかなか実物を見る機会が少なく、幻の写真集のような存在になっています。
このたびソラリスにて、熊谷聖司氏の写真集『BIBLE』を1日だけ見ることができる機会を設けました。しかもその伝説的な写真集を遠くから眺めるのではなく、実際にページをめくって見て頂きます。
できるだけ多くの人にその貴重な機会を提供するため、今回特別な閲覧方法を採用いたしました。閲覧ご希望の方は、その閲覧ルールをご理解頂いた上で、時間指定のご予約をソラリスまでお願いいたします。
【予約〜閲覧ルール】
【1】閲覧は11/8(日)11:00-19:00の時間に開催し、完全予約制(時間指定)となります。一人あたりの閲覧時間は40分です。予約状況の空き時間をご確認の上、ご予約ください。
【2】写真集の破損などを極力防ぎ、またお客様が集中して閲覧するため、『BIBLE』はギャラリースペースの隣にある部屋で、一度に2名ずつご覧頂きます。
【3】『BIBLE』は展開した際、左右2冊の本に分かれます。お客様はまず、それぞれ目の前にある本をご覧下さい。閲覧時間40分のうち19分が経過したところで、お客様の席を左右交代して頂き、制限時間までもう一方の本をご覧頂きます。
【予約状況表】
●は予約可能、✕は埋まりました。
11:00-11:40 | ||
11:40-12:20 | ||
12:20-13:00 | ||
13:00-13:40 | ||
13:40-14:20 | ||
14:20-15:00 | ||
15:00-15:40 | ||
15:40-16:20 | ||
16:20-17:00 | ||
17:00-17:40 | ||
17:40-18:20 | ||
18:20-19:00 |
◉WSへのお申込みの流れ
[/ultimate_icon_list_item][ultimate_icon_list_item icon=”icomoon-envelope-o” icon_style=”circle”]
[/ultimate_icon_list_item][ultimate_icon_list_item icon=”icomoon-cny” icon_style=”circle”]
[/ultimate_icon_list_item][ultimate_icon_list_item icon=”icomoon-check-square-o” icon_style=”circle”]
[/ultimate_icon_list_item][/ultimate_icon_list]
◉WS規約 ご入金の前に必ずお読みください。
お申込後、キャンセルの場合は必ずソラリスまでお電話にて事前連絡をお願いいたします。自動キャンセルにはなりませんので、ご注意ください。 [ソラリス 06-6251-8108 受付時間:火〜日 11:00~19:00] |
WS参加費の返金は、開催日から数えて14日前の正午までに、キャンセルのお申し出があった場合のみとさせていただきます。開催日から数えて14日前の正午を過ぎますと、WS参加者の再募集をすることが時間的に困難になりますのでキャンセル料が100%発生いたします。大変申し訳ございませんが、あらかじめご了承下さい。 |
WS参加費の返金は、参加費から返金にかかる振込み手数料を差し引いた金額をご本人様名義の銀行口座へ、お振込みにて返金いたします。 |
熊谷聖司
◆経歴
1966年 北海道函館市生まれ。
1994年 第十回写真新世紀公募優秀賞(南條史生氏選)
1994年『第三回写真新世紀展』にて年間グランプリ受賞。
◆個展
1994 『函館1985-1994』函館:ギャラリー・807
1995 『もりとでじゃねいろ』東京:Pap Factory/函館:ギャラリー・807
1995 『95 Lareru』東京:P3 art and enviroment
1996 『ニルバーナ祭』東京:Hdab
1997 『ダイナマイト・パンチ・エキサイティング』函館:ギャラリー・80ヒラマ画廊
1997 『最初の音』東京:アートサロンアクロス
1998 『人と人の事』京都:立体ギャラリー射手座
1999 『無題』京都:立体ギャラリー射手座
2001 『BIBLE KUMAGAI seiji』東京:ナディフ
2003 『春に還る』東京:ギャラリーアートスペース/京都:ギャラリーそわか
2004 『光の粒』東京:ガーディアン・ガーデン
2005 『あふれる/白い』東京:スイッチ・ポイント
2006 『焦点』東京:スパッツィオ・ブレラ・ギンザ
2007 『Focus+』京都:プリンツ
2008 『さくら』東京:パラーダ/沖縄:オリエンタルホビー
2008 『あかるいほうへ』東京:スパッツィオ・ブレラ・ギンザ
2009 『おさらい』東京:フリュウギャラリー
2010 『とりのこえをきいた』東京:パラーダ
2010 『THE TITLE PAGE』北京:ゼン・フォト北京
2010 『PARISASAKUSA』東京:カワウソ
2011 『THE TITLE PAGE』東京:ゼン・フォト東京
2011 『神/うまれたときにみた』東京:書肆サイコロ
2011 『THE TITLE PAGE』東京:ギャラリー蒼穹舎
2011 『神/うまれたときにみた』大阪:ナダール
2011 『Spring,2011』東京:ポエティック・スケープ
2012 『flowers of romance』東京:書肆サイコロ
2012 『FOCUS』東京:ギャラリー・ユキシス
2012 『EACH LITTLE THING』東京:モノグラム
2013 『肖像』東京:書肆サイコロ
2013 『はるいろは かすみのなかへ』東京:ポエティック・スケープ
2014 『MY HOUSE』東京:OVERLAND
2014 『もりとでじゃねいろから20年』東京:ルーニィ247フォトグラフィー
2014 『EACH LITTLE THING』東京:ギャラリー蒼穹舎
2014 『あかるいほうへ』名古屋:ON READING
2014 『光の色』東京:パピエ・コレ
2015 『EACH LITTLE THING』名古屋:rainroots
2015 『EACH LITTLE THING』東京:PAPER POOL
◆写真集
1995 『40+1 Photographers Pin-Up』(株式会社マッチアンドカンパニー)
1996 CD-ROM『ダイナマイト・パンチ・エキサイティング』(インナーブレイン)
2001 『BIBLE KUMAGAI seiji』(私家版)
2003 『SEIJI』(株式会社BANQUET)
2006 『もりとでじゃねいろ』(株式会社BANQUET)
2008 『あかるいほうへ』(私家版)
2009 『THE TITLE PAGE』(株式会社マッチアンドカンパニー)
2010 『とりのこえをきいた』(カフェ パラーダ)
2011 『神/うまれたときにみた』(書肆サイコロ)
2011 『EACH LITTLE THING』#1 赤版(私家版)
2011 『Spring,2011』(私家版)
2012 『EACH LITTLE THING』#2 薄茶版(私家版)
2012 『EACH LITTLE THING』#3 緑版 (私家版)
2013 『肖像』(私家版)
2013 『MY HOUSE』(株式会社リブロアルテ)
2013 『EACH LITTLE THING』#4 黄緑版(私家版)
2013 『EACH LITTLE THING』#5 樺色版(私家版)
2014 『WE CAME DANCING ACROSS THE WATER 』(私家版)
2015 『EACH LITTLE THING』#6水色版(私家版)
2015 『EACH LITTLE THING NAGOYA』(私家版)
最終更新日:18年2月1日(木)
投稿者:solaris