知覧果奈 写真展



歩きながら写真を撮っていると、幼い頃に感じていた時間の流れを思い出すことがあります。
花が咲いていることに気づいたり、昨日とは違うものを見つけたりする――そうしたささやかな発見に、自分の中にいる小さな子どもが喜ぶ感じがするのです。
何気ない発見にわくわくする感覚があるのは、子どものころ、世界に対して自然に心を開いていたからであり、大人になった今もそうありたいと望んでいるからかもしれません。
初めて訪れた場所で写真を撮りながら、ふいに子ども時代の感覚がよみがえるような瞬間が何度もあり、それは夢の中を歩いているようでした。
本展では、そうした記憶への入口となるような風景を集め、カラー暗室で手焼きプリントしたものを展示します。
それぞれの作品が、鑑賞者の内側にある懐かしい時間や感覚に触れるきっかけとなれば幸いです。
1994年 大阪府生まれ
2016年 大学卒業
2022年 フィルムで写真を撮り始める。ギャラリーソラリスにてカラー暗室教室 修了。
2023年 育緒フィルム写真ゼミ(京都)参加
2024年 育緒フィルム写真ゼミ(京都・大阪)参加
グループ展 多数参加、今回が初個展。