松永 繁 写真展「汀線(みぎわせん) 2010-2022」

ギャラリーソラリス企画展

松永 繁 写真展

「汀線 (みぎわせん) 2010-2022」

2022年927日(火)〜109日(日) 11:00〜19:00

103日(月)休廊

作家在廊予定

9/27(火)14:00~、10/ 1(土)14:00~、10/2(日)14:00~、
10/5(水)14:00~、10/8(土)14:00~、10/9(日)14:00~

2002年からフィルムカメラによる撮影や、自家現像プリントを独学で始めたという松永繁 氏。

そのドラマティックかつ幻想的なイメージは、日本各地の護岸がされていない海岸線を巡り、長時間露光によって撮影されています。

松永氏のイメージを通じて、空と海、岩や砂浜といった大地が生み出す光景を見つめていると、時を超え、昔からそこにあるこの星の姿を眺めているような気持ちになってきます。

また撮影されたイメージだけでなく、松永氏自ら暗室でプリントした、息を呑むような豊かなトーンと緻密さで作られるモノクロプリントの美しさも本展の見どころです。

表現と技術が一体となって生み出されるそのイメージの中から、本展では2010年〜2022年の間に撮影された15点を展示いたします。

私は日本各地の海岸線にて、中判フィルムカメラを用いての長時間露光による撮影を続けています。

この撮影を始めてから既に干支が1周するほど長く撮り続けているのも、各地の海岸線での砂浜および岩礁形状の多彩さに魅了されていることにあります。また季節や天候や潮汐あるいは砂の堆積変化によって、同じ場所であっても訪れる度に異なる表情を見せてくれる海岸線が飽きさせない理由になっているのだと感じています。

喧噪な都市部を離れて人がほとんどいない海岸線で、三脚を立ててカメラに付けたレリーズを静かに押し込む。露光中の数分は陽光の状態を確認しながら周辺観察やこれからの旅路などを思い考えつつ、静かにレリーズを戻しシャッターを閉じる。波音を主とした自然の音だけに囲まれた所でリラックスした撮影で過ごす。私にとってはなんとも至福な時なのです。

本展示では12年に渡り撮影した海岸線の情景を、自家現像処理によるモノクロプリントを御覧いただければと思っております。

 

※汀線(みぎわせん・ていせん)=海面または湖面と陸地との境界線

松永 繁

松永 繁 写真展「汀線(みぎわせん) 2010-2022」

作品形態

モノクロ印画紙 小全紙(16x20inch)プリントを額装 計15点

松永 繁 略歴

1965年  大阪府生まれ
2002年  フィルムカメラによる撮影や自家現像プリントを始める
2017年  個展「汀線(みぎわせん)」(ギャラリーソラリス・大阪)
2018年  個展「汀線(みぎわせん) second」(オリンパスプラザ大阪)

オンライン・ビューイング

WEB上で展覧会の雰囲気をご覧いただけるオンラインビューイングを公開いたします。写真展の楽しみは会場でしか味わえないものもありますが、遠方の方、足を運びにくい方もぜひこちらから展覧会の雰囲気をお楽しみいただけますと幸いです。

なおオンラインビューイングの公開は、会期初日〜会期最終日までの予定です。

OSAKA FILM PHOTOWEEK 2022 について

大阪にある5つの写真ギャラリーが共催するフィルム写真展週間「OSAKA FILM PHOTOWEEK」は、フィルムで撮られた写真展を各ギャラリーで開催する企画です。本展示と共に各ギャラリーを巡って、フィルム写真の魅力をぜひお楽しみください。